パスワードだけに頼らない認証で、企業の大切なアクセスを守る
クラウドサービス、VPN、Windows・macOSへのログオンなど、企業ではさまざまな場所でIDとパスワードによる認証が利用されています。
しかし、パスワードがフィッシングや情報漏えいなどによって第三者に知られた場合、パスワードだけの認証では不正アクセスを防ぐことが困難です。
WatchGuard AuthPointは、パスワードに加えてスマートフォンへのプッシュ通知やワンタイムパスワード(OTP)、QRコード、ハードウェアトークン、FIDO2パスキーなどを利用できる多要素認証(MFA)ソリューションです。
認証設定やユーザー、ポリシーをWatchGuard Cloudから一元管理し、企業のさまざまなリソースへのアクセスを保護します。
ネットワークセキュリティ関連更新情報
多要素認証(MFA)で、認証情報の漏えいによるリスクを低減
IDとパスワードは、企業システムを利用するうえで基本となる認証情報です。
一方で、フィッシングサイトへの入力、パスワードの使い回し、端末や認証情報の漏えいなどにより、第三者にパスワードを知られてしまう可能性を完全になくすことはできません。
多要素認証(MFA)では、パスワードによる認証だけでなく、スマートフォンなどの「所持情報」や生体認証など、異なる認証要素を組み合わせて本人確認を行います。
AuthPointを利用することで、パスワードが第三者に知られた場合でも、それだけではログインできない認証環境を構築できます。
AuthPointが選ばれる4つの理由

1. 複数の認証方式を利用環境に合わせて選択
AuthPointは、さまざまな認証方式に対応しています。
- スマートフォンへのプッシュ通知
- ワンタイムパスワード(OTP)
- QRコード認証
- FIDO2パスキー
- WatchGuardハードウェアトークン
- OATH TOTPに対応したサードパーティ製ハードウェアトークン
利用するシステムやユーザー、セキュリティポリシーに応じて認証方式を設定できます。
スマートフォンを使用できない環境では、ハードウェアトークンを利用することも可能です。
2. フィッシング耐性を備えたFIDO2パスキーに対応
AuthPointは、対応するリソースにおいてFIDO2/WebAuthnによるパスキー認証を利用できます。
FIDO2パスキーは、認証情報が正規のWebサイトのドメインと暗号学的に関連付けられる仕組みのため、偽のログインページへ誘導して認証情報を盗み取るフィッシング攻撃への耐性を高めることができます。
指紋認証、顔認証、Windows Hello、デバイスPINなどを利用してパスキーを使用できるほか、FIDO2対応ハードウェアセキュリティキーにも対応しています。
※利用できる認証方式は、接続するリソースや構成、設定するポリシーによって異なります。
3. WatchGuard Cloudから認証を一元管理
AuthPointは、WatchGuard Cloudからユーザーや認証リソース、認証ポリシーなどを管理します。
認証状況やユーザー、デバイスなどを確認できるダッシュボードや、監査ログ・レポート機能も備えています。
クラウド上で認証環境を管理できるため、複数のシステムやサービスに対する認証をまとめて管理しやすくなります。
4. VPN・PC・クラウドサービスまで幅広く保護
AuthPointは、特定のサービスだけを対象とした認証製品ではありません。
VPNへのリモートアクセス、Windows・macOSへのログオン、SAMLやOIDCに対応したクラウドアプリケーションなど、企業で利用するさまざまなリソースの認証強化に活用できます。
Microsoft Entra IDのExternal MFAにも対応しており、対応するMicrosoft 365やAzureなどの認証にAuthPointを利用することも可能です。
※Microsoft Entra ID External MFAの利用には、Microsoft側を含む所定の利用条件があります。詳細はお問い合わせください。
こんな環境の認証強化におすすめです

リモートアクセスVPN
社外からVPNへ接続する際に多要素認証を追加。
ID・パスワードだけでVPNへ接続する構成と比較して、認証情報の漏えいによる不正アクセスのリスクを低減できます。
RADIUSを利用した認証をはじめ、WatchGuard Fireboxの各種VPNとの連携にも対応しています。
Windows・macOSへのログオン
AuthPoint Logon Appを使用して、WindowsやmacOSへのログオンに多要素認証を追加できます。
オンライン環境だけでなく、対応する構成ではオフライン認証も利用できるため、PCやサーバーへのログオン保護にも活用できます。
Microsoft 365・クラウドアプリケーション
SAMLやOIDCを使用するクラウドアプリケーションへのアクセスを多要素認証で保護できます。
Microsoft Entra ID External MFAにも対応しており、クラウドサービスを利用する企業の認証基盤を強化できます。
シングルサインオン(SSO)
AuthPointをIdentity Provider(IdP)として利用し、対応するクラウドアプリケーションへのシングルサインオン環境を構築できます。
複数のクラウドサービスを利用する場合でも、ユーザーの利便性を維持しながら認証を強化できます。
スマートフォンでスムーズな多要素認証
AuthPointモバイルアプリを利用すると、普段使用しているスマートフォンを認証デバイスとして活用できます。
ログイン時にスマートフォンへ届くプッシュ通知を確認して承認するほか、ワンタイムパスワード(OTP)やQRコードによる認証にも対応しています。
アプリ自体をPIN、指紋認証、顔認証などで保護することができ、正規ユーザーの登録端末を識別するDevice DNAなどのセキュリティ機能も備えています。
トークンは新しい端末へセルフサービスで安全に移行することができ、日本語を含む複数言語に対応しています。

プッシュ認証イメージ
FIDO2パスキーで、さらに強固なフィッシング対策
AuthPointは、対応するリソースにおいてFIDO2/WebAuthnによるパスキー認証を利用できます。
パスキーは正規サイトのドメインと認証情報が結び付けられるため、フィッシングサイトでは認証が成立しにくい仕組みです。

従来のプッシュ通知やOTPによる多要素認証に加えて、AuthPointではFIDO2パスキーを利用できます。
パスキーは正規サイトのドメインと認証情報を結び付けるため、攻撃者が用意した偽サイトでは正規の認証を成立させることができません。
対応環境では、次のような認証方法を利用できます。
- Windows Hello
- Touch IDなどの生体認証
- デバイスのPIN
- FIDO2対応ハードウェアセキュリティキー
- 対応するパスワードマネージャーのパスキー
AuthPointでは、OIDCおよびSAMLの対応リソースでパスキー認証を利用でき、従来のMFAとパスキーを同じポリシー内で選択可能な構成にも対応しています。
Zero Trustポリシーで、アクセス条件をきめ細かく制御
すべてのアクセスを同じ条件で許可するのではなく、「誰が」「どのリソースへ」「どのような条件で」アクセスできるのかをポリシーとして設定できます。
AuthPointでは、ユーザーグループや対象リソースに加え、次のような条件を利用してアクセスを制御できます。
- 接続元のネットワークやIPアドレス
- 曜日・時間帯
- 接続元の国・地域
- 連続するログイン地点から不自然な移動を検知する条件
また、ポリシーごとにプッシュ通知、QRコード、OTP、パスキーなど利用可能な認証方法を指定できます。
企業のセキュリティポリシーや利用環境に応じて、より柔軟なアクセス制御を実現します。
WatchGuard Cloudによるクラウド管理
AuthPointのユーザー、トークン、認証リソース、ポリシーなどはWatchGuard Cloudから管理します。
Active DirectoryやLDAP、Microsoft Entra IDとのユーザー連携にも対応しており、既存のユーザー管理環境を活用した構成が可能です。

AuthPointのクラウド管理イメージ
オンプレミス環境との連携について
AuthPointはクラウドで管理するサービスですが、すべての構成でオンプレミス側のコンポーネントが不要になるわけではありません。
クラウドサービスのみを保護する構成ではオンプレミス側への追加コンポーネントを必要としない場合があります。
一方、Active Directory・LDAPとの連携やRADIUS認証などを利用する構成では、AuthPoint Gatewayをネットワーク内に設置してWatchGuard Cloudと連携します。
お客様の現在のネットワークや認証環境によって適切な構成が異なるため、導入をご検討の際はご相談ください。
AuthPoint Gatewayによる社内システムとの連携
AuthPoint Gatewayは、社内ネットワークとWatchGuard Cloudを連携するためのコンポーネントです。

※AuthPoint Gatewayの要否は、利用する認証方式やシステム構成によって異なります。
主に次の用途で利用します。
- Active Directory・LDAPとのユーザー連携
- LDAPユーザー認証
- RADIUS認証
- VPNや各種ネットワーク機器との連携
複数のGatewayを使用したバックアップ構成にも対応しており、プライマリGatewayに加えてセカンダリGatewayを構成することができます。
幅広い認証規格・サービスとの連携
AuthPointは、企業システムで広く利用されている認証規格に対応しています。
- RADIUS
- SAML 2.0
- OATH TOTP
- FIDO2 / WebAuthn
- OIDC対応リソース
VPN、クラウドアプリケーション、Windows・macOSログオンなど、既存環境に合わせて認証を追加できます。
連携可否や必要な構成は製品・サービスによって異なります。現在ご利用中のシステムへの導入可否についても、お気軽にお問い合わせください。
WatchGuard AuthPointの信頼性
99.99%
AuthPoint Authentication Service SLA
WatchGuardは、AuthPoint Authentication Serviceについて99.99%の稼働率SLAを定めています。
ISO/IEC 27001:2022
WatchGuard Cloud
WatchGuard Cloudは、情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格であるISO/IEC 27001:2022の認証を取得しています。
FIDO2 / WebAuthn
フィッシング耐性を備えた認証方式
対応するリソースでは、FIDO2パスキーによるフィッシング耐性の高い認証を利用できます。
AuthPoint MFAとTotal Identity Securityについて
WatchGuardでは、AuthPoint MFAに加えて「AuthPoint Total Identity Security」が提供されています。
AuthPoint MFAでは、プッシュ通知、QRコード、OTP、FIDO2パスキー、SSO、ログオン保護、RADIUS、Zero Trustポリシー、WatchGuard Cloud管理などを利用できます。
Total Identity Securityでは、これらの機能に加えて、漏えいした認証情報を監視するDark Web Credential Monitoringなどの機能が提供されます。
※Dark Web Credential Monitoringは、通常のAuthPoint MFAではなく、AuthPoint Total Identity Securityで提供される機能です。ライセンスや提供機能の詳細についてはお問い合わせください。
導入事例
株式会社アイファイン様

よくあるご質問
WatchGuard AuthPointの導入をご検討の方へわせ
VPNへのリモートアクセス、Windows・macOSへのログオン、Microsoft 365やクラウドアプリケーションなど、企業の認証環境はさまざまです。
AuthPointでは、現在のネットワークやユーザー管理環境に合わせて、多要素認証を導入することができます。
「現在利用しているVPNに導入できるか確認したい」
「パスワードだけの認証を見直したい」
「Microsoft 365やクラウドサービスの認証を強化したい」
「FIDO2パスキーを利用したフィッシング対策を検討したい」
といったご相談も承ります。
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