複合カフェ【自遊空間】25年・250店舗超のIT運用ノウハウを凝縮 ✦ 最新のDX・セキュリティ情報を『月刊Rマガ』で毎月配信中!購読はこちら ✦

チケットを探す時間を、楽しい体験へ。手のひら認証 Tedetoruで実現する“手ぶら”入退場

こんにちは。ランシステムのヒロ田中です。

顔や指紋を使ってスマートフォンのロックを解除する。ホテルやオフィスでは本人確認に生体認証を使う。
そんな場面が珍しくなくなりました。生体認証は特別な設備から、日常の道具へと変わりつつあります。

次に変わるのは、施設の入口かもしれません。テーマパークや温浴施設、24時間ジム、イベント会場。多くの人が集まる場所ほど、入場の流れは顧客体験(CX)に直結します。そこで注目したいのが手のひら認証です。

手をかざすだけで本人を確認する。動作はシンプルです。
その数秒が受付の負担を軽くし、お客様の時間を楽しい体験としてくれます。

目次

受付が施設体験のボトルネックになっていませんか?

施設の印象は、人気のアトラクションや充実した設備だけで決まるものではありません。到着して最初に通る受付も大切な接点です。

チケットを探す。スマートフォンでQRコードを表示する。スタッフが券種や本人情報を目で確かめる。一つひとつは短い作業です。しかし開場直後や休日に来場者が重なると、その数秒が積み上がります。列が延び、待ち時間が生まれます。

楽しみにしていた一日の始まりが、まず「待つ時間」になる。お客様にとっては小さくないストレスです。スタッフも同じ確認を繰り返すうちに、案内や声かけへ手が回りにくくなります。

人を増やせば解決できる。そう分かっていても、必要な時間帯に十分な人数をそろえるのは簡単ではありません。急げば確認ミスが心配です。丁寧に対応すれば列が延びる。人手不足の現場では、この板挟みが日々の負担になっています。

だからこそ、省人化の目的を「人を減らすこと」だけに置かない視点が必要です。定型的な確認は仕組みに任せる。スタッフは初めて来場した方の案内や安全確認、施設ならではの接客に力を注ぐ。受付を軽くして、接客を厚くする。 そのための自動化です。

施設の入退場に「手のひら認証」が向く理由

生体認証にはいくつかの方式があります。顔認証は機器に触れず利用できます。一方で、カメラの正面を向く操作や写真・動画を使った偽装への対策が欠かせません。指紋認証は広く知られた方式です。ただしセンサーへ触れる必要があり、乾燥や手荒れの影響、残留指紋の扱いも考える必要があります。

顔写真や指紋の登録そのものに抵抗を覚える方もいます。施設には年齢もITへの慣れも異なるお客様が訪れます。精度だけでなく「迷わず使えるか」「使ってみようと思えるか」も大切です。

手のひら認証は、センサーへ手をかざして利用します。機器に触れる必要はありません。顔をカメラへ向け続ける動作も不要です。初めて見た方にも使い方が伝わりやすく、入場の流れを止めにくい。施設運営との相性がよい理由は、この分かりやすさにあります。

Tedetoruは手のひら表面の掌紋と、体内情報である静脈を組み合わせて本人を確認します。両方が合致するマルチモーダル認証の他人受入率は、理論値で1兆分の1以下です。写真や動画だけでは二つの情報を再現できません。表面に残った指紋だけでも同様です。なりすましに強い認証を目指せます。

もちろん、認証方式は設置環境や利用目的に合わせて選ぶものです。必要な安全性はどの程度か。利用者はどのような方か。入口でどんな動作が無理なく受け入れられるか。こうした条件を重ねて考えると、手のひら認証の価値がより明確になります。

手をかざすだけ。「Tedetoru」がつくる新しい入退場

私たち、株式会社ランシステム システム事業本部が提供する「Tedetoru(テデトル)」は、登録から現地での認証、再入場までをつなぐ手のひら認証システムです。利用者はスマートフォンで準備を済ませます。当日は手をかざすだけ。紙のチケットや会員証を取り出さない“手ぶら”の入退場を目指せます。

強みの一つは、Webで完結する事前登録です。利用者自身がスマートフォンのカメラで手のひらを撮影します。施設へ事前登録専用の端末を置く必要はありません。来場後に登録待ちの列ができることも避けやすくなります。

もう一つは、掌紋と静脈を使うマルチモーダル認証です。事前登録で取得した掌紋データに、初回利用時にゲートで読み取る静脈データを組み合わせます。管理するのは手のひら画像そのものではありません。特徴点を暗号化し、数値化したデータとして扱います。

そして、現場で使いやすい柔軟さがあります。Tedetoruは事前登録者だけの仕組みではありません。当日窓口でチケットを購入したお客様も、希望すれば園内の専用端末でワンタッチ登録できます。その後の一時退出や再入場はセルフで行えます。1日利用などでは、営業終了後に登録データを自動削除する運用も可能です。

活用の形は施設によって変わります。温浴施設やサウナなら、ロッカーキーやスマートフォンを持ち歩かない館内体験へ。24時間ジムなら、会員カードの貸し借りによるなりすまし対策へ。イベント会場なら、開場時の確認業務を軽くする仕組みへつなげられます。

導入時には、入口の機器だけでなく前後の流れも考えます。事前登録をいつ案内するのか。初回利用で迷った方をどう支えるのか。未登録者や認証できなかった方をどこへ案内するのか。例外時の動きまで決めておくと、現場で無理なく使い続けやすくなります。

Tedetoruの導入費用はどのくらい?

導入を検討する際には、機能や使いやすさだけでなく、費用の目安も気になるところではないでしょうか。Tedetoruでは、施設の規模や要件に合わせて、必要なハードウェアとシステム構成をご提案します。基本となる料金体系の目安は、月額費用は税別52,000円〜で初期費用は税別1,100,000円〜です。

初期費用
1,100,000円〜 (税別
ゲート設備および登録・認証端末一式
(初期ライセンス・キッティング設定含む)

月額費用
52,000円〜 (税別)
システム利用ライセンスおよび
デバイス先出センドバック保守一式

  • 上記は基本構成の料金目安です。ゲート設置・配線等の施工調整費用は別途申し受けます。施設の規模、導入するゲートの台数、電子錠の仕様に応じて、個別にお見積りいたします。

清水公園ポニー牧場で始まったシームレスな体験

130年の歴史を持つ清水公園では、2026年5月にリニューアルオープンしたポニー牧場へTedetoruが導入されました。

入口には物理的なフラッパーを設けないノンフラッパーゲートを採用しています。ベビーカーを利用する家族連れや荷物の多いお客様も、立ち止まる負担を抑えて通過できます。

ゲートを通ると、大人や子どもなどの登録区分に応じてLEDの色と音が変わります。スタッフはチケットを一枚ずつ見る必要がありません。光と音で正常な通過をすぐに把握できます。

当日券のお客様も、園内端末で登録すれば再入場をセルフで行えます。入口スタッフの確認業務を軽くしながら、お客様にはチケットを探さない体験を届ける。運営とCXの両方を見据えた仕組みです。

その背景には、複合カフェ「自遊空間」を25年・250店舗超運営してきたランシステムのIT運用ノウハウがあります。認証機器を置いて終わりではありません。毎日のオペレーションで使い続けられる形へ落とし込む。現場から生まれたTedetoruならではの考え方です。

入口の数秒をもっと楽しい時間へ

手のひら認証は、認証手段を置き換えるだけの技術ではありません。

お客様はチケットやスマートフォンを探さず、手ぶらで入場できます。施設は受付や再入場をセルフ化し、なりすまし対策も進められます。スタッフは確認作業から少し離れ、案内や安全管理、心の通う接客へ時間を使えます。

人手不足でも入場体験の質は下げたくない。再入場の対応を軽くして、スタッフを別の仕事へ振り向けたい。そんな課題を感じているなら、今の受付動線を一度見直してみてはいかがでしょうか。

ランシステムでは、施設の業態や規模に合わせてTedetoruの構成をご提案します。既存システムとの連携も含めてご相談いただけます。

チケットを探していた数秒を、施設を楽しむ時間へ。次の入場体験は、手をかざすところから始まります。

チケットを探さない。スマホ画面も見せない。当日は、手をかざすだけ。
掌紋×静脈のマルチモーダル認証「Tedetoru」が実現する、“手ぶら”の入退場体験

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次